上手な摂り方
ビタミンB12は、貧血の予防や、精神安定に重要な働きを見せる栄養素です。
どれくらい摂取すれば良いのかや、不足しないためにはどのように摂取すればよいかを記載していますので、是非、参考にして下さい。
ビタミンB12の摂取量
厚生労働省が規定している、成人1日当りの推奨摂取量を以下に記載します。
女性、男性ともに、1日に2.4μg必要となっています。(妊娠時は、通常より多めに摂取する必要があります。)
通常時推奨量 | 妊娠時等付加量 | 上限量 | ||
---|---|---|---|---|
50~69歳 | 妊娠 | 授乳期 | ||
女性 | 2.4μg | +0.4μg | +0.4μg | +0.4mg |
男性 | 2.4μg | - | - | - |
※18~69歳の値 食事摂取基準(2005年版)より引用
摂取上限値の設定はなく、ビタミンB12は比較的安全性の高い栄養素です。
ビタミンB群をバランスよく摂取しましょう。
8種類あるB群は、それぞれで働きが違いますが、B群は互いに協力しながら作用しますので、バランスよく摂取する方が、より効率的に働きます。
このため、ビタミンB12だけ特化して摂取するのは避けるようにしましょう。
最近では、B群すべてが含有されているサプリメントも多く販売されているので、こちらを利用するのがベターでしょう。
各社のサプリメント比較で、どのメーカーが一番お得か判定していますので、こちらもご参照下さい。
葉酸も同時に摂る事が特に重要です。
ビタミンB12と似た働きが葉酸にはあります。
それは、DNAの合成や細胞分裂に極めて重要な働きを見せることです。
一例を挙げると、赤血球のDNAの合成には、ビタミンB12と葉酸が一緒になって働くことから、造血には欠かせません。このため、B群の中でも、特に葉酸を一緒に摂るように心がけましょう。
サプリメントとは?
現在、美容などの目的で、様々な人たちがサプリメントを利用していますが、そもそもサプリメントとは何なのでしょうか。
英語ではsupplementといい、直訳すると「補充する」「追加する」とう意味があります。日常の食事で不足する栄養を補うというものです。
近年、食生活の欧風化によって、脂質や糖質、タンパク質の3大栄養素は過剰に摂りすぎてしまい、逆にビタミンやミネラルなどは不足しがちになっています。このため、肥満や生活習慣病が増え続けている原因となっています。
今後は、ビタミンやミネラルをサプリメントで摂るといういことは、美容だけでなく、健康維持、さらには病気の予防に不可欠なツールとして注目を集めていくことが考えられます。
サプリはあくまで食品です。
サプリメントは、粉末タイプもありますが、市場にあるのは、殆どが錠剤やカプセルです。
見た目は、医薬品と変わらないのですが、法律的には、あくまで「食品」に分類されています。
医薬品は、薬事法によって「疾病の治療や予防に用いられ、身体の構造や機能に影響を及ぼすもの」(部分要約)と定められているとおり、あくまで医薬品は特定の病気の治療などのために用いるものです。
サプリメントは、基本的には食事などによって取り入れることが出来る栄養素なので、食品と分類されています。
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